2004.02.21~02.26 – でか山車輪新調(上塗り)



写真を見て思い出しましたが、先程までの車輪の作業は終了し、次の車輪の作業に入っています。確か、これが 3 本目だったかと。



となりでは陣車を受ける台を製作していました。もちろん、車輪が高くなるので、これまでの部材では辻まわしが出来ません。車を新調するにも色々な仕様変更が必要になります。こちらは取り外された以前の材料ですね。



あっという間に上塗りです。遅れて見学に行ったのでいきなりピカピカでした。地塗りの状態と比べると一目瞭然ですが、ほんとうに鏡のようです。



漆塗りの工程がこんなに大変だとは思いませんでした。いつも見かける輪島塗りなどはもちろんこのようなピカピカの状態なので、てっきり漆はピカピカするものだと思い込んでいました。



光を反射させると芸術的ですね。屋内で撮影しているにもかかわらずよく反射しています。この車輪ででか山を作った時の感動は大変なものだと思います。うれしかったので、沢山写真を撮ってきました。



ちょうど塗っている境目ですね。はじめに縁取りをして、外駒を塗っていることがわかります。多分、そのまえに芯材を塗っているのですが、私が行った時にはすでに塗り終えていました。