2003.4.6 – むしろ編み



前日は雨が降っており、当日の天候を気にしていたのですが、日頃の行いもよく(!?)すっきりときれいに晴れ、暖い春の一日となりました。本日の作業内容は、飾り出し、枝落し、大梃子準備、むしろ編みです。ちなみに、集合は朝の 8 時でした。日曜ですが。。。



写真の順序とスケジュールの進行には若干のズレがあります。さて、まずは飾りの準備です。印にゃく神社に併設されている蔵からでか山の飾りを運び出します。さすがに数が多いですが、多くの人達の手によりサクサクと仕事が進みます。ついでにでか山の幕を干している写真、枝落しをしている写真も載せています。いよいよだなーって実感しますね。つぎはむしろ編みです。でか山を被うむしろをつなぎ合せます。神社境内、神社前駐車場、番伊さん駐車場で行われました。



上段左の写真に写っている串のようなものでむしろを縫い合せていきます。作られるむしろは全部で 4 まい。でか山左右、前面、背面のものです。総がかりで編み上げていきます。むしろを縫い合せるのに使ったのは麻糸です。全て手作業で行われます。



縫い合せられたむしろにはでか山にとりつけるための荒縄が各所にとりつけられました。こうして完成したむしろはまるめて保管されます。その大きさは、、写真の通りです。やはりでか山は大きいですね。決して人間が小さい訳ではありません。つぎは大梃子の準備です。七尾市内某所の池から大梃子を引き上げます。



ヒビ割れしないように池に沈めてあった大梃子を引き上げる作業です。さすがに人力で引き上げるのは大変なのでクレーン車を使って引き上げられました。池からあげられた大梃子は全部で 3 本でした。まずは 1 本目。意外と順調に引き上げられました。



さて、2 本目です。ちょっとばかり大物(!?)で、10 m 近くあります!どうやら重さも 1.8t はあるとのこと!ちょっと大き過ぎでは。。縦にするとでか山並ですよ。。。ついに 3 本目。ロープが片側外れていると言うアクシデントにも関らずなんとか無事救出されました。でか山の準備も着々と進んでいます。スケジュール的にも後 1 ヶ月を切りました。張り切っていきましょう!!