2003.5.3 – かざりつけ



朝山直前!でか山の飾りつけの様子です。前日の人形見で人形宿に配られていた幕を回収、神社内に保管されていた飾りを出し、とりつけにかかります。時間があまりないので、舞台、幕が一斉に取り付け開始です。



幕を張るのにも間隔を計測するための「棒」が準備されています。正確に幕を吊っておかないと見栄えがわるいですからね♪でか山の上の方から滑車で幕を引き上げています。
そうこうしている間に舞台の方もちゃくちゃくと準備が進行しています。



とりわけ難しい説明もいらないと思いますので手抜きで紹介です。どんどん写真を見ていってください。。。舞台の飾りも遠くからみるとあまり大きく感じませんが、作っているときは相当大変です。



クレーン車などでの作業も入りつつ、まったなしで仕事が進みます。幕はでか山内部から荒ら縄で一つ一つ丁寧に固定されていきます。外の状況が見えないので上手くつくるにはなかなか時間がかかります。
神社の方の準備も進みます。幕をはり、提灯を吊って掃除。単純なようで気の張る作業ばかりです。



つづいて「まくら」に荒縄をまいていきます。「まくら」は「は挺子」を使う時に挺子の原理ででか山を押す時に使われます。その数も多く、20本ぐらいはつくったでしょうか。。



写真が前後していますが、御容謝を。。神社前の提灯、幕はり作業です。また、でか山の舞台も完成しておりました。厳しいチェックも入ります♪
しかし、今日は本当に暑い日でした。皆さんお疲れ様です。

2003.5.2 – 人形見



○おかさんから大量に頂きました写真です。ゆっくりとお楽しみ下さい。。女良浜通りで行われた人形見が中心となっております。



人形見が行われる人形宿は一般家庭をちょっとだけ改造して部屋の中に庭を作り出し、綺麗に仕上ます。外観もより見栄えがするように竹で垣根が作られたりします。



人形見にいらして頂く方に振舞う酒も用意されます。でか山ほど有名ではありませんが、人形見もまた七尾の青柏祭の一つとして皆さんに親しまれている行事です。
人形の前には酒、米、魚が並びます。その一つの米は赤飯が用意され、その量も半端ではありません。



部屋の中には生け花が用意されます。どんどん綺麗になっていきますね。完成まで図面も何もありませんが、それぞれの個性と例年のカンですばらしいものになっていきます。



こちらは、作事町と印鑰神社で飾られている人形ですね。どちらも金屏風も設置され、そろそろ完成といったところでしょうか。それぞれ個性的に仕上がっています。



印鑰神社前にはむしろ山が停車中です。。その一方で社務所の中ではもくもくと人形の飾りつけが進行しています。
ほんとうに良いお天気でした。女良浜の飾りつけもそろそろ終盤でしょうか。

2003.4.30 – やま作り



写真がとてつもなく膨大な量になりました。お暇な時にどうぞ。。今回はむしろ張りです。良いお天気になってよかったですね。



でか山前後のムシロは前の山つくりで完了していますので、今回は左右の長いムシロをつけることになります。そのかたわらでは「は挺子」を準備しておりました。



横撮りの写真もそのままで、写真の順番もデタラメでご紹介していきますよ(^-^;;こうして見あげると骨組みだけでも結構な重厚感がありますね。さて、下の方でも色々と段取りが始まったようです。



でか山ムシロ部隊がぞくぞくとでか山に登っていきます。高所での作業になりますので「高目」がきく人が優先的に登りますが、結局はほとんどの人が参加しています。



ムシロが無い時のでか山は、かなり恐いです。高所恐怖症の方にはかなり厳しい作業となっております。



さて、1枚目のムシロが準備されました。これは、先日全員で作り上げられたものですね。縦に広げるととてつもない大きさだとわかりますね。クレーン車で釣上げられたムシロはまず上部が固定されます。

2003.4.20 – やま作り



雨の中、やまづくり2日目に入りました。朝8時開始はやはりこたえます。お陰様で日頃の生活リズムの乱れが正常になりました。というくだらない話は皆さんにあまり読んで頂けていないようなので、今回はボリューム満載でお屆けしていきます。



2日目の作業はロープででか山を締めることから始まりました。でか山内部を見たことがあるかたは御存じだと思いますが、普通の家のように梁、柱で骨格を組みあげ、強度を増すためにロープで固定していきます。これで多少の揺れ、衝撃(止挺子)に耐えられるしなやかな「でか山」になります。境内では子供が太鼓の練習をしていましたので、ちょっとだけ紹介。本番では「でか山」舞台裏での活躍となります。



でか山の土台が完成したところで、「だし木」のとりつけです。これで、でか山の「船首」「船尾」が作られます。人力で持ち上げるのは時間がかかるのでクレーン車が登場します!。



下から見ていて思ったのですが、よく「でか山」がかやらないなー(横転しないなー)と感心しました。後で聞いた話ですが、絶妙なバランスで作られているので大丈夫だそうです。先人の知恵はすごい!だし木が一本一本丁寧にとりつけられ、まずは「とんがり」側の5本が取り付け完了しました。



新しく取り付けられた上段をロープで固定していきます。荒縄を下で準備する者、でか山に登り、各部分を固定していく者が連携し、手際良く作業が進行します。「でか山」は60人程の人手で組みあげられていきます。



ついに木遣台を固定する木がとりつけられます。よくよく眺めていると「でか山」で使われている部材はそれぞれが役割りを持ち、実にスマートに無駄なく設計されていることがわかります。でか山の製作技術は「船大工」の知恵だそうで、これが何百年と前の技術立というのにもまた驚かされます。なんとなく「でか山」らしくなってきました。本当に雨の中ご苦労さまです。



大きな作業の後には細かな作業が続きます。でか山に登る子供の安全のため、新しく組みあげられた部材をロープで固定していきます。上段の部材は小さなものが多くなるので固定するロープの数も多くなります。



一つ一つを手作業で手際よくこなすことで、仕事が進んでいきます。やはり、雨が厳しいですね。寒さもあり大変な山づくりとなりました。ホント、天気が一番です。上段、下段の連結も進みました。ラストスパートです。



下段の梁に強度を持たせるために「荒縄」でさらに補強していきます。「でか山」に登る子供達の安全のため!(子供ばかりではありませんが、、)より頑丈なでか山に仕上げます。



でか山前後の「藤つる」がかけられ、本日の作業もほぼ完了です。府中町の「でか山」は子供達の間で登りやすいことで有名ですが、部材の数が多く、縄での補強が多いからだとも言われています。駆け足で紹介してまいりました。いよいよ「ムシロ山」まであとわずか。楽しく、安全なでか山をお楽しみに!

2003.4.6 – むしろ編み



前日は雨が降っており、当日の天候を気にしていたのですが、日頃の行いもよく(!?)すっきりときれいに晴れ、暖い春の一日となりました。本日の作業内容は、飾り出し、枝落し、大梃子準備、むしろ編みです。ちなみに、集合は朝の 8 時でした。日曜ですが。。。



写真の順序とスケジュールの進行には若干のズレがあります。さて、まずは飾りの準備です。印にゃく神社に併設されている蔵からでか山の飾りを運び出します。さすがに数が多いですが、多くの人達の手によりサクサクと仕事が進みます。ついでにでか山の幕を干している写真、枝落しをしている写真も載せています。いよいよだなーって実感しますね。つぎはむしろ編みです。でか山を被うむしろをつなぎ合せます。神社境内、神社前駐車場、番伊さん駐車場で行われました。



上段左の写真に写っている串のようなものでむしろを縫い合せていきます。作られるむしろは全部で 4 まい。でか山左右、前面、背面のものです。総がかりで編み上げていきます。むしろを縫い合せるのに使ったのは麻糸です。全て手作業で行われます。



縫い合せられたむしろにはでか山にとりつけるための荒縄が各所にとりつけられました。こうして完成したむしろはまるめて保管されます。その大きさは、、写真の通りです。やはりでか山は大きいですね。決して人間が小さい訳ではありません。つぎは大梃子の準備です。七尾市内某所の池から大梃子を引き上げます。



ヒビ割れしないように池に沈めてあった大梃子を引き上げる作業です。さすがに人力で引き上げるのは大変なのでクレーン車を使って引き上げられました。池からあげられた大梃子は全部で 3 本でした。まずは 1 本目。意外と順調に引き上げられました。



さて、2 本目です。ちょっとばかり大物(!?)で、10 m 近くあります!どうやら重さも 1.8t はあるとのこと!ちょっと大き過ぎでは。。縦にするとでか山並ですよ。。。ついに 3 本目。ロープが片側外れていると言うアクシデントにも関らずなんとか無事救出されました。でか山の準備も着々と進んでいます。スケジュール的にも後 1 ヶ月を切りました。張り切っていきましょう!!

2003.4.2 – 春祭



日々暖かくなりつつありますね。御御輿が市街地をまわる「春祭」が開催されました。印鑰神社の紫色の法被を着て太鼓、鐘を鳴らしながら府中町地内を巡回します。車で市内を走られていた方には大変ご迷惑をおかけ致しました。しかし、このような祭事が続いていることは大変素晴しいことだと思います。



でか山のような派手さはありませんが、地元の方々とのコミュニケーションが素朴ながらにとられます。街ぐるみの暖い交流が残る七尾の「おもいやり」はとても素晴しいことだと思います。お祭りは午後 5 時ぐらいから午後 6 時ぐらいまでなので、あまりよく知られていないかもしれませんが、機会がありましたら御声をかけてください。



御御輿が市内を巡回し、印鑰神社まで戻ってまいりました。府中町氏子の各町代表の皆様が玉串をささげます。田舎に住んでいるとこのような神事が日常的にあります。こちらもやはり伝統というか、文化なのでしょうね。中には祝詞や、宮司さんの太鼓をビシッと覚えてしまっている方もちらほら。



日本の文化が直に体験できなくなっているのは残念なことだと思います。テレビなどで見る方はよくいらっしゃると思いますが、実にもったいないですね。お祭りに参加してみたいという方は御気軽にご連絡下さい。日常の慌ただしさとはまた別のすばらしい日本文化を味わえます

2003.3.28 – 若衆全体会議

いよいよ 3 月も終盤。若衆頭のお宅での全体会議に若衆が御邪魔しました。今期の日程表を基に「でか山」開催までのスケジュールを確認。みなさんの自己紹介もありました。
上座の皆様から御言葉を頂き、様々な注意事項も頂きました。これから徐々に始まる「でか山」のための話し合いもすすみます。やはり何をおいても安全面の話が重点的でした。事故の無い楽しいお祭りに向け頑張りましょう!
お部屋をうろうろしていると、ミニチュアの人形飾りを発見!あまりの出来栄えに思わず一枚写真を頂きました。制作された方から背面に配置されている「猿幕」のお話も頂き、その凝り具合いにも驚きです。
いつものように「七尾まだら」で若衆頭のお宅での会議は終了です。またいつものように 2 次会へ突入。会場はステーションビルの「ラリック」さんです!
色々とあばれて申し訳ありませんでした。。。。
のみっぱなし、歌いっぱなしであまりよく覚えてません。。。。。
デジカメの写真を見てもいつ撮ったのかわからない写真がいっぱい。。
ということで、カラオケとお酒で大変盛り上がった 2 次会です。
ラリックママの写真をついに公開です。よいのかな!?
いつもいつも本当にお世話になっております。これからもご迷惑をおかけ致しますが、よろしくお願い致します。
更に 3 次会へ。。ステーションの「葵」さんです。
さすがにすでにまったりモードです。皆様遅くまでお疲れ様でした。でか山開催まであと 1 ヶ月程になりましたが、頑張っていきましょう。また、このページをご覧頂いております「でか山」大好きな皆様のご声援を頂きながらより楽しいお祭りを作っていきたいと思います。
これまでは飲み会の報告のようなぱっとしない内容ばかりで申し訳ありませんでしたが、次回からは練習の様子、でか山制作風景などお祭りに直接関係する内容でお屆けして行きたいと思いますのでこれにこりずに当サイトを訪問して頂ければと思います。
いよいよ 4 月に入ります。これまで以上に頑張って更新していきますのでご協力、ご声援の程よろしくお願い致します!

2003.3.17 – ボーリング大会

そろそろお祭りも始まるということで、皆さん集まってのボーリング大会です。皆さんの気合いの入り方にはびっくりでしたが、スコアを見て納得。皆さんむちゃくちゃ上手いです。というと私が下手だと怒られました。
どうやら、でか山メンバーはボーリングが上手くないとダメなようです。
実際ゲームが始まってそこらじゅうでストライク!スペア!の雨あらし!!当然スコアもグングン伸びていきます。てっきり遊びだと思っていたので雰囲気が今一つつかめません。皆さんニコニコしながらガンガンストライクを投げるのでついていけません ^-^;;;
あまりもまともなスコアに驚きながら、はしっこのレーンで細々と投げてました。
投げるペースも半端じゃないです。あっというまに 1 ゲーム終了。テレビなどでは投げる合間にトークが入るのですが、とにかく投げ続けます。 それなのにスコアは。。なんなんでしょう、この団体(笑)
サクサクッとボーリングは 2 ゲーム終了!そろそろお待ちかねの(!?)飲み会です。例によって「番伊」さんでの打ち上げです。
今回は座敷で宴会です。食べきれないくらいの料理、お酒ですが、開始時間はまだ午後 3 時。ちょっと早いですが、ガンガン飲みます。それでも「飲み会ではない!」との声も聴かれ、「では飲み会はどうなるんだ!?」とちょっと心配したくらいでした。
どうやら「でか山」をはじめるに当っての親睦会だったようで、年配の方から御丁寧な言葉を沢山頂きました。そんなことも知らずに参加してまして申し訳ありませんでした ^-^;;;
本当にただのボーリング大会だと思っていた私はいったい(笑)
そんなこんなであっという間に時間も過ぎ、お楽しみのボーリング大会の結果発表です。懇親会開始早々に運び込まれた商品も気になります。テレビ、ビデオ、 その他包装紙で綺麗にラッピングされた沢山の箱!ボーリングが皆さんお上手なのがようやく分って参りました ^-^;;;
さぁ!お楽しみの結果発表です。
大会のアベレージが 131.4 でした。おかしいよ、こんなの。。
スコアは上位から 362, 323, 315(2ゲーム)。ぉぃぉぃ。。
こっそり(!?)盗みどりしたスコア表を見るとあらためてため息です。全員ストライク出してるし、当然スペアもとってますね。お酒飲みながら 投げても相当のスコアに行くのではないでしょうか。
さて、表彰の方ですが、名前は出すなとのオフレが出ているので個人名は省略です。賞品はテレビからティッシュペーパーまで多種多様に用意されておりました。おそるべし「でか山杯」。中にはカップラーメンやコーヒーメーカー、タコ燒き機まで。楽しい表彰式となりました。
この後は当然の様に七尾の飲み屋さんに流れ解散でした。本当にでか山までもう少しになりましたね。今後はもう少し真面目なでか山写真日記になることを期待して(^o^)綴らせて頂きます。皆様からの楽しい御意見等をお待ちしております。

2003.2.1 – 新年会

府中町青柏祭の新年会が開催されました。場所は印鑰神社すぐ横の料亭「番伊」さんでした。
1 時間遅れで会場に到着したため、乾杯の写真がありません。皆さんすみませんです。しかも、どれだけ激しく飲んでいたのか(!?)すでにマッタリモード。 ちょっとビックリでした。
お酒は程々に。。
飲んでいるだけなので特にコメントはありません(^o^;;)。。
まったり、まったりと時間が過ぎていきます。その割りにはお酒がガンガン減っていきます。むむむ、、どうやらお酒に弱い人は基本的にはいない様です。

宴会が進むと当然のように「七尾まだら」が始まりました。会場も皆さん総立ち。木遣の唄に合せて唱和します。さすがに飲んだ後なので若干おかしな点もありますが、御愛郷ということで。。

ベテランぞろいの七尾まだらがはじまると祭ムードも盛り上がってきますね♪でか山まであと 3 ヶ月。長いようで短い準備期間になりそうです。

七尾まだらが終ると1次会も終了。当然のごとく2次会に突入です。会場はいつもいつもお世話になっている例の場所です。さて、皆さんもちょっとだけ覗いてみませんか?
あまりの寒さに道路が凍っていましたので移動はお車でどうぞ。
そういえば、ママの写真を忘れてた。。ま、そのうち紹介できるでしょう。でか山参加者のみなさんは当然場所がお別りだと思いますが、2次会会場は七尾駅ステーションビルの「ラリック」さんです。いつもいつもお世話になっております。照明が若干暗いのでピンボケしている写真もありますが、御容赦下さい。店内は照明の暗さとはうってかわってママさんの明い笑い声でいっぱいです。
あまりにピンボケするのでフラッシュを使ったら誰が参加しているのかバレバレですね。写真がマズイ人にはモザイクをかけますのでご連絡下さい。
さて、この後どれくらい飲まれたのでしょうか。途中退場してしまったためこの後の足取りは不明です。。。今年のお祭りもよろしくお願い致します。

2003.1.1 – もちつき

明けましておめでとうございます!
毎年恒例第◯回 新春もちつき大会開催です!!韓国ではキムチ冷蔵庫が各家庭にあるように、北陸ではもちつき機が一般家電として販売されているくらいもちつきは恒例行事なのです!?しかも今回使用するのは杵と臼。いつもに増して気合いが入っているのがおわかり頂けるでしょうか?そうです!人力でもちをつきます!
大人も子供も受験生も御年寄りもみんなでもちつきを楽しみました。できたてのお餅はすぐに雑煮に調理され、早朝より参拝された方々に振るまわれます。さす がに寒かったのか、1 人で 6 杯も食べられる方も。。途中、割箸が無くなり、インド式でお食事された方には大変ご迷惑をおかけ致しました。。いつも珍事が飛び出すでか山の行事につき、 暖かく御容謝頂ければ幸いです。
楽しかった「もちつき」ですが、御好評につき午前 3 時には終了となりました。あまりに開催時間が短いため、その存在があまり知られていませんが、機会がありましたらぜひ一度御参加下さい。その後、境内の一部では「恥のかき初め」大会が開催されています。
新年早々に神社内で酔っ払っているおかしな集団を見かけた方も暖い目で見てやって下さい。ただし、下手に近付くと飲まされる危険性もありますので十分にお気を付け下さい。

 

おまけで巫女さんの写真を掲載しておきます ^-^;;;
寒い中お疲れ様でした。2 人居たと思ったのですが、写真を撮り忘れたようで、申し訳ないです。